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「免疫機能を高める。」とか、
「免疫力をつけ、抵抗力をみにつけましょう。」などと、
などとよく聞きますが、免疫ってなんでしょう。
病気にならずにダイエットをするのは大事なので、免疫について知ることは、役に立つと思います。
高校の学習内容(3年生)です。
○ 概要
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体内へ侵入せよ! |
ばい菌が体内に侵入しようとしても、粘膜、だ液、胃酸、涙、くしゃみ、嘔吐、酵素、白血球などで跳ね返されるか、攻撃されてしまいます(このことを生態防御)。
だから、よほど強いばい菌か、体が弱ってる人にしか、ばい菌は入れません。
運良く1回目は侵入できても、2回目からは顔を覚えられて、すぐに撃退されることもあります(免疫)。
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免疫って何 |
抗原(体内の異物)を抗体が破壊・分解することです。
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体液性免疫のながれ |
体液性免疫とは、抗原に抗体が合体し、抗原のはたらきを抑える免疫の仕組みです。
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細胞性免疫のながれ |
細胞性免疫とは、抗原をT細胞自身が攻撃する、抗体を用いない免疫のしくみです。具体的には以下になります。
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アレルギーって何 |
免疫の一部の抗原に対して、過剰に反応することをアレルギーといいます。原因物質にはハウスダスト、フケ、花粉、カビ、食品の成分、薬の成分などあります。
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免疫不全って何 |
免疫のシステムが一部、全てがまったく機能していない状態をいいます。
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○ 詳細
1 体内へ侵入せよ!
自分の身体の一部と体外からの異物とを区別し、身体を守るはたらきを生体防御といいます。
生体防御をくぐりぬけ、バイ菌などがどのように体内に入いるのか考えてみます。
(1)バイ菌たちは、とりあえずヒトに突っ込みます。
(2)皮ふ(感覚器)、鼻(感覚器、呼吸器)、口(感覚器、呼吸器、消化器)、目、耳(感覚器)、生殖器、肛門に取りつきますが、粘膜、だ液、胃酸、涙、くしゃみ、嘔吐などで跳ね返されます。
(3)つぎは傷口などの弱い部分を狙います。しかし、そういった箇所はすでにバイ菌たちをやっつける酵素などで守られています。
(4)運良く上皮組織内(皮ふの下やお腹の中)に進入できても、組織内を血球にのって、パトロールしている白血球に発見されると、逮捕、攻撃されます。
(5)白血球の攻撃方法は2種類あります。特異免疫(獲得免疫)と非特異免疫(自然免疫)です。特異免疫は一度かかった病気を学習するタイプの免疫、非特異免疫は始めから身体にある免疫です。
攻撃の中で、白血球がバイ菌たちをとりこみ分解することを食作用といいます。
(6)バイ菌たちは再度進入を試みますが、1度体内に侵入するとバイ菌データベースに登録されるため、迅速に対応され破壊されます。
(7)健康な体への侵入は難しいので、健康でない人を狙います。健康でないとはストレスを抱えている人、老化現象が見られる人、環境が良くない人、偏った食生活の人、生活習慣に問題のある人、薬を乱用している人などです。
(8)健康でない人の免疫システムは、バイ菌を良い菌と勘違いして攻撃しなかったり、自分の細胞を敵と勘違いして攻撃したり、無害な物まで過剰に反応するなど、バイ菌を体内で好き勝手させてしまいます。
※1 (5)の特異免疫はさらに、細胞性免疫と体液性免疫に分かれます。
※2 健康な人でも、強力なバイ菌たちには負けてしまいます。その筆頭はエイズなどです。
※3 (6)について、バイ菌たちや毒素が身体に入っても、バイ菌データベースによって、同じ病気にはかからないか、かかっても症状が軽くなることを免疫といいます。
2 免疫って何
単純にいうと、以下です。
抗原(悪者)のはたらきを、白血球や抗体など(武器)で抑える(攻撃)ことを免疫の流れです。
抗原とは、ウイルス、細菌、核酸、多糖類、脂質、タンパク質などの免疫の原因となるものです。
抗体とは、免疫グロブリンというタンパク質です。いろいろな抗原と合体して抗原のはたらきを抑えます。抗原と合体する部分を可変部、合体しない部分を定常部といいます。
可変部は名前の通りいろいろと変化でき(さまざまなアミノ酸配列をしている)、さまざまな抗原に対応できます。
抗原と抗体の間でおこる現象を、抗原抗体反応といいます。
3 体液性免疫のながれ
体液性免疫とは、抗原に抗体が合体し、抗原のはたらきを抑える免疫の仕組みです。具体的には以下になります。
(1)体内に抗原侵入
(2)マクロファージという白血球の一種である大型の細胞が、抗原に寄ってきて、抗原を食べてバラバラに分解します。
(3)分解した抗原の一部(抗原の特徴的な部分)をマクロファージの表面に出し(抗原提示)ます。
(4)白血球の一種であるT細胞が、抗原提示された部分にとりつき情報を読み取ります。
(5)T細胞は、抗体をつくる能力のあるB細胞にくっつき、マクロファージから得た情報をB細胞に伝えます。
(6)B細胞はこの情報を読み込んで、細胞分裂を繰り返します。
(7)増えたB細胞から多量の抗体が血液中に放出され、抗原を除去します。
(8)抗原が除去されると抗体も減少します。そして、B細胞も減少(2、3週間でなくなる)します。しかし、一部のB細胞は記憶細胞に変化して、その後何年間かは、次の抗原の侵入に備えます。
4 細胞性免疫のながれ
細胞性免疫とは、抗原をT細胞自身が攻撃する、抗体を用いない免疫のしくみです。具体的には以下になります。
(1)体内に抗原侵入
(2)マクロファージが、抗原に寄ってきて、抗原を食べてバラバラに分解します。
(3)分解した抗原の一部をマクロファージの表面に出し(抗原提示)ます。
(4)T細胞や、T細胞の一種であるキラーT細胞が、抗原提示された部分にとりつき情報を読み取ります。
(5)キラーT細胞は抗原を攻撃し始めます。
T細胞は、他のキラーT細胞に対し、抗原の情報を伝え、分裂を促し、攻撃命令を下します。
(6)増えたキラーT細胞は、抗原を攻撃します。やがて抗原がなくなります。
(7)抗原がなくなると、T細胞はサプレッサーT細胞によりはたらきを抑制されます。
キラーT細胞は、一部が記憶細胞となり、次の抗原の侵入に備えます。
※ 細胞性免疫がはたらく例として、細菌感染からの防御、腎臓移植のときの拒絶反応などがあります。
5 アレルギーって何
免疫のシステムが一部の抗原に対して、過剰に反応することをいいます。その原因物質をアレルゲンと言います。アレルゲンの主なものには以下があります。
(1)ハウスダスト(ダニ糞など)
(2)フケ(とくにペットのフケなど)
(3)花粉(スギ、イネ、キクなど)
(4)カビなど
(5)ゴキブリ、蜂など
(6)大豆、卵、牛乳など
(7)薬の成分
ちなみに私はアレルギーはありませんが、パパはスギ花粉のアレルギーだそうです。
症状としては、鼻炎、皮膚炎、喘息、各種炎症などがあるようです。
6 免疫不全って何
免疫のシステムが一部、全てがまったく機能していない状態をいいます。
原因は、先天的には遺伝子の異常、後天的には長期間の重症疾患の結果発症したり、感染症(エイズなど)によってもたらされるそうです。
しくみは、B細胞の異常で正常な抗体が作れなかったり、T細胞の異常で各細胞に指令が出せなかったり、マクロファージの以上で抗原提示が行えなかったりと、さまざまな場合があるようです。
とくにエイズ(後天性免疫不全症候群)については、T細胞が破壊され、B細胞に指令がいかず、抗体を作れないようです。
7 チェック問題
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8 勉強になる動画、資料
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