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ダイエット高等学校・栄養学(脂質)


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 ダイエットの脂質!

 でも、全く摂取しないのもどうもダメみたいです。
 ダイエット小学校(食物のグループ)、ダイエット中学校(栄養素食品群)を踏まえた上で、さらに、高校の学習内容で考えてみます。

※ 生理学的には、呼吸でも、脂質の代謝(脂質の吸収)を紹介しています。興味があれば(?)こちらもご覧下さい。

○ 概要

脂質と脂肪の違い  脂肪は動物や植物に含まれる栄養素です。脂質は分解すると脂肪酸がでてくる物質です。
身のまわりの脂質  植物油、魚油、動物脂、加工脂などがあります。
脂肪について  脂肪を分解すると脂肪酸とグリセリンになります。
 脂肪には、動物性脂肪(飽和脂肪酸を多く含み、常温で固体が多い)と不飽和脂肪酸(不飽和脂肪酸を多く含み、常温で液体が多い)があります。
脂質について  脂質とひとくちにいっても、とても幅広く、大きく分けると単純脂質、複合脂質、誘導脂質があります。

○ 詳細

1 脂質と脂肪の違い

分類 説明
脂肪  動物や植物に含まれる栄養素です。脂溶性(油に溶ける)ビタミンを吸収するのに必要です。しかし、摂り過ぎると動脈硬化、肥満になります。

 常温で固体を脂肪(飽和脂肪酸が多く含まれる)
 常温で液体を脂肪油(不飽和脂肪酸が多く含まれる)

 脂肪、脂肪油あわせて油脂というようです。

脂質

 に溶けません。
 有機溶媒(エーテル、ベンゼンなど)に溶けます。

 分解されると脂肪酸(長鎖脂肪酸など)が出てきます。

 つまり、脂質 ⊃ 脂肪 という感じで、脂肪は脂質に含まれるようです。

2 身のまわりの脂質

 油脂はいろいろな食品に含まれる栄養素です。油脂だけを取り出した食品に油脂類(植物油、魚油、動物脂、加工脂)があります。

 油脂類は、微生物、温度、光、酸素などでいたむ(変敗)ので、保存方法に注意が必要です。

分類 説明
植物油  常温で液体
 ごま油、コーン油、菜種油、綿実油、大豆油、オリーブオイルなど
魚油  常温で液体
 いわし、にしん、さばの油など
動物脂  常温で固体
 牛(ヘット)、豚(ラード)、牛乳(バター)など
加工脂※1

 本来、常温で液体の不飽和脂肪酸に、水素を結合させ、常温で固体の飽和脂肪酸にしたもの。
 不飽和脂肪酸は、反応しやすく、痛みやすいが、水素を結合させると解消される。業務用の脂などはよく用いられている。
 しかし、天然にはあまり存在しないトランス脂肪酸が発生し、動脈硬化などへの悪影響が生じる。
 だから、食品のトランス脂肪酸の含有量を規制する国もある。日本ではその意識が薄い。
 ショートニング※2、マーガリンなど

※1 加工脂の加工とは、本来液体の植物油、魚油に水素を加えて固めたことをいいます。また、硬化油とも言います。 ※2 ショートニングとは植物油、魚油などいろいろものから作られた脂です。マーガリンと比べると水分がほとんどありません。


3 脂肪について

(1) 脂肪を分解
 油脂を分解すると、脂肪酸グリセリンになります。

(2) 脂肪酸

 脂肪酸には飽和脂肪酸不飽和脂肪酸があります。
 飽和脂肪酸は二重結合・三重結合(構成している炭素原子のつながり方の一種)がなく、不飽和脂肪酸は二重結合、三重結合があります。
 飽和脂肪酸について、天然ではパルミチン酸、ステアリン酸が多いです。
 不飽和脂肪酸について、体に必要な脂肪酸である必須脂肪酸{リノール酸、リノレン酸(体内合成可)、アラキドン酸}を含みます。
 コレステロールを低下させたりします。
 さらに、不飽和脂肪酸は二重結合・三重結合が1つの一価不飽和脂肪酸、2つ以上ある多価不飽和脂肪酸とに分かれます。

(3) 動物と植物の脂肪

 動物の脂肪を動物性脂肪、植物を植物性脂肪といいます。
 動物性脂肪は、飽和脂肪酸が多いので、だいたいは常温で固体(豚の脂ラードや牛の脂ヘットなど)です。
 植物性脂肪は、不飽和脂肪酸が多いので、だいたいは常温で液体(ゴマ油、なたね油など)です。

(4) 脂肪の貯蔵

 体内での脂肪は、肝臓脂肪組織(皮下脂肪など)に貯蔵されます。

4 脂質について

 脂質の主なものを分類します。
大分類 小分類 説明
単純脂質 グリセリド  グリセリン(アルコールの一種)と脂肪酸がくっついたものです。いわゆる油脂(上述のとおり)です。。
 体の中にもあり、ずばり中性脂肪です。
ロウ  動・植物の表皮にあり、内部を保護しています。エネルギーにはなりません。
複合脂質 リン脂質  脂肪酸、アルコール、リン酸、窒素化合物からできてます。細胞膜やミトコンドリア膜を構成します。レシチンというリン脂質は脳、卵黄、大豆に含まれます。
糖脂質  脂肪酸、アルコール、糖、窒素化合物からできてます。脳の神経組織、母乳に含まれます。
リボタンパク質  脂質とタンパク質からできてます。
誘導脂質 脂肪酸  上述のとおりです。
ステロイド

 コレステロール、ステロイドホルモンがあります。
 コレステロールについて、細胞膜、動物の脳や脊髄などあります。ステロイドホルモン、胆汁酸、ビタミンD3の原料です。

 一般的に健康によくないと嫌われがちですが、食べ物から摂取するよりも、食べ物の食べすぎで体内で余剰分がコレステロールになるほうが多いようです。

 ステロイドホルモンについて、男性ホルモン、黄体ホルモン、卵胞ホルモン、副腎皮質ホルモンが該当します。それぞれの働きなどはホルモンを参照してください。


5 チェック問題

 当ページチェック問題 ※javascript使用
(リンク先ページのチェック問題で、記憶の定着をはかって下さい。)

6 勉強になる動画、資料

参考資料 リンク元
脂質はなぜ必要か
脂肪は量と質を考えて
魚・大豆の脂肪に期待する。
植物油脂を考える。
不飽和脂肪酸を考える
不飽和脂肪酸Q&A
レシチンを考える。
栄養素2
健康ネット
脂質 食育大辞典
脂質2  脂肪3
脂肪酸  必須脂肪酸
トランス脂肪酸  栄養素3
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
脂質4 栄養成分百科
グリコ
ダイエット/栄養バランス All about
ホーム > 知っておきたい食品や栄養の基礎知識
      > 栄養素等の働きと役割 3.脂質(脂肪)
財団法人 食生活情報サービスセンター

1コマ:体格の良い女の子が、焼き芋をステッキに刺し、持っている。女の子「私『デブベル』。困った人を助けて、大魔法使いになるのが夢なの!」
2コマ:百貨店のショーウンドウにある、オシャレなマネキンを凝視しているふくよかな婦人がいる。婦人「ふん、キレイね。私も超細くなりたいわ・・・」デブベル「うふふ、困ってる」
3コマ:デブベルは、焼き芋ステッキを振り回し、魔法を使っている。デブベル「デブデブブー☆脂質無くなって、超細くな〜れプリプリリン☆」
4コマ:婦人の体が針金になり、着ている服がばさっと落ちる。婦人「やだ、何よこれ〜針金じゃな〜い!最低〜!」デブベル「良い事ちゃった。だけど、内緒にしてね★」
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