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ダイエット高等学校・病理学(ドーピング)


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 ドーピングといえば、オリンピック選手などが使用していて、脂肪が取れて、筋肉がモリモリになるイメージがあります。
 「ドーピングをダイエットに使ったら、簡単に痩せられるんじゃない?」とかパッと考えそうです。

 でも、噂や口コミだけを信じて安易に薬に手を出すと、手痛いしっぺ返しがくるかもしれません。

  高校の学習内容で考えてみます。

○ 概要

ダイエットにドーピングは使えるか  薬物(麻薬、シンナー等以外)によるダイエットは、効果があるかもしれませんが、かなりの知識と大きなリスクをともなうと感じます。
ドーピングのための薬  興奮剤、麻薬製鎮痛剤、男性ホルモン製剤、タンパク同化ステロイド、利尿剤、隠蔽剤、ペプチドホルモンとその同族体、ベータ遮断剤、ベータ2刺激剤などがあるようです。
薬の副作用  女性の男性化、男性の女性化、前立腺肥大、腎臓の病気、肝臓の病気、動脈硬化、心臓肥大、不整脈、ガン、白血病、多血症、精神の異常などです。
薬以外の影響  「薬物への依存助長」「子供への影響」「フェアプレー違反」「違反が罰せられないこと」などあります。
ドーピングをする人の考え  人にはそれぞれの考え方や価値観がありますので、「迷惑」「違法」「ひどいマナー違反」でない限りは、私は何ともコメントできません。

○ 詳細

1 ダイエットにドーピングは使えるか

 「ドーピング関連が専門の医師、薬剤師、医学・薬学に精通している専門家の管理化」という条件を満たせば、ダイエットが効率的に進むかもしれません。
 でも、おすすめできません。なぜなら、後述する危険性があるためです。

 ダイエットは健康のための減量です。健康が基本です。
 健康を維持するのが難しいドーピング(薬物)ダイエットは、効果があるかもしれませんが、かなりの知識と大きなリスクをともなうと感じます。

2 ドーピングのための薬

 ドーピングとは、薬物などを使って、人体の能力(体力、精神力、感情など)を高め、能力以上の成績をしぼり出すことのようです。

 具体的な薬は以下に分類されます。

(1)興奮剤・・・ 競争心を高め、疲労感を抑える。
(2)麻薬製鎮痛剤・・・ 苦痛を和らげる。
(3)男性ホルモン製剤、タンパク同化ステロイド・・・ 筋肉を増やす。
(4)利尿剤・・・ 尿を増やし、減量・薬物排泄に使用する。
(5)隠蔽剤・・・ 薬物の存在を隠す。
(6)ペプチドホルモンとその同族体・・・ 成長作用、タンパク同化作用を持つ。
(7)ベータ遮断剤・・・ 手足の震え(薬の副作用?)を和らげる
(8)ベータ2刺激剤・・・ タンパク分解を遅らせ、脂肪を燃焼する
(タンパク分解とは、筋肉がブドウ糖のように体を動かすエネルギーとして使われること)

※ 最近はこのほかに、血液ドーピング(自分の血液を再注入して赤血球数を増やす)、遺伝子ドーピング(DNAを切りはりして筋肉を作りやすい体を作る。でも、現代の生物工学技術では受精卵のに近い時でないとできないような気がします。)

3 薬の副作用

 うまい話には裏があるように、副作用があります。

(1)女性の男性化
  無月経、無排卵、ひげ、体毛、変声など
(2)男性の女性化
  乳房肥大、性器縮小など
(3)その他
  前立腺肥大、腎臓の病気、肝臓の病気、動脈硬化、心臓肥大、不整脈、ガン、白血病、多血症、精神の異常・・・

 かなり、あります。

4 薬以外の影響

 いろいろあると思いますが、私は以下だと思います。

(1)薬物への依存助長
(2)子供への影響
(3)フェアプレー違反
(4)違反が罰せられないこと
  倫理観・誠実さ・健康・競技技術・教育・決まり・配慮の否定

5 ドーピングをする人の考え

(1)オリンピック選手
   うろ覚えなのですが、以前、新聞かテレビかで聞いた話です。
   ある国のオリンピック選手に「確実に金メダルがとれるけど、5年後に死ぬ薬を使うか。」という質問に半数以上が「使う」と答えた。といってました。
   いろいろと理由があると思います。

(2) ジャック・ハンマー

   パパの愛読書「グラップラー刃牙」には、ドーピングを徹底して行うジャックハンマーという登場人物がいます。この人のドーピングと関係深いセリフに以下があります。

「たとえ勝っても長生きはしたいか」
「長生きしようなどと最初から考えちゃいない。最強の肉体と死を引き替えにする覚悟はすでにできている。」
「長生きできるトレーニングなどたかが知れている。」
「近代スポーツのおそらく最強にして最凶の悪魔、公式非公式問わずいったい幾人のアスリート達がこの高級コールガールの毒牙にかかったことか、勝利という美蜜と引き替えに求められる肉体という高すぎる代償、避けられぬ破滅」

 ※ このマンガはうちのトイレに全巻揃っています。邪魔なので早く本棚に片付けてほしいです。

(3) その他

   「アナボリック」「ステロイド」「日記」「体験」などの言葉で検索すると、薬を使用されている方のお考えを知ることができます。

   人にはそれぞれの考え方や価値観がありますので、「迷惑」「違法」「ひどいマナー違反」でない限りは、私は何ともコメントできません。

6 チェック問題

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(リンク先ページのチェック問題で、記憶の定着をはかって下さい。)

7 勉強になる動画、資料

参考資料 リンク元
ドーピング  ステロイド フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ドーピング基礎知識 基礎編
専門用語解説「ドーピング」 こう読む!ドーピングニュース
蛋白同化ステロイド(筋肉増強剤)の心身への危険性 筋肉増強剤の使用が危険なわけ
「ホメオスタシス」 ホメオスタシスってなんだ?
All about
なぜアンチドーピングなのか  日本アンチドーピング機構
オリンピックとフェアプレイについて  −
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森脇 江介の部屋「ドーピングについて」 MOTOYANゼミ
遺伝子ドーピング On Off and Beyond
Athlete cheats seek genetic boost BBC SPORT / SPORT HOMEPAGE
現代スポーツとドーピング 立教大学 社会学部 社会学科 立教大学

1コマ:ママが近所の美容室(美容師は柔道着を着ている)に行く。ママ「こんにちは」薄い眉毛、紫のアイシャドウ、ショートヘア、おちょぼ口、ダンゴ鼻、青い柔道着の男性美容師が出迎える。美容師「いらっしゃいっす。」
2コマ:ママ「いつもの美容師(柔道着でいつも『オッス』という)さんは?」美容師「おっす、自分がそうっす。」
3コマ:美容師は顔を赤らめ、うつむいてしゃべる。美容師「カノジョが「ドーピングして、美形になって(ハート)」ってせがむので、薬を少し・・・」ママ「普通、薬で顔が変わる?それにオカマ120パーセントって感じ!」
4コマ:ママ「っていうか、本当は彼女いないでしょ?」美容師「い、いるっす。絶対いるっす。」ママ「うるさいし、顔近づけ過ぎ」
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