1 肥満になると困ること
「お金、差別、日常生活の支障、自分の容姿へのあきらめ、仕事、病気」の6つがあると思います。
痩せると、これらのことが、そこまで気にならないので、痩せる意味はあると思います。6つの項目の詳細は以下です。
(1)お金がかかる
肥満による
○ 医療費、治療費、健康対策費の増加
○ 家計に占める食費の割合
○ 特別注文の洋服代
以上のことで、痩せ、標準の方よりも余計にお金がかかると思います。
(2)差別におびえる
「デブ、豚、樽、ドラム缶、関取、太った有名人の名前・・・」などです。
これらの言葉におびえ、傷つくことを恐れていることって、あると思います。
(3)日常生活の支障
ざっと挙げてみます。まだまだありそうですが・・・、
○ 肩がこる
○ 息切れしやすい
○ 疲れやすい
○ 床に座れない、座りにくい、座ると転がる、正座できない
○ ズボンの股、脇の下が擦り切れる。
○ 自分の体重がかかるものが壊れやすい。
(靴、自転車、椅子など)
○ 脂肪があつく、マッサージしても効果薄い。
○ お風呂の湯がこぼれやすい。
(少ない水量で入浴可能ではあります。)
(4)自分の容姿へのあきらめ
以下の理由で、自分の容姿について、あきらめて、関心を持たないことって多いと思います。
○ 普通の服が、ムチムチ
○ メリハリの無さ過ぎる体型
○ 靴が小さく見えるし、履きにくい
○ 帽子も小さく見えるし、かぶりづらい
○ チャックが締まらない
○ 力士と似ていても、モデルとは似ても似つかない体型
(5)仕事に就けない
就ける仕事は限られてくると思われます。特に、容姿、運動能力が要求される職業は、就くことは難しいでしょう。
ウィキペディア「職業」、職業図鑑「職業分野」 より、就けない・就くことが難しい職業を独断と偏見で挙げてみます。
ア 就けない職業
宇宙飛行士
アイドル歌手
競馬、競艇などの乗り手
レーシングドライバー
登山家
バレエダンサー
大部分のプロスポーツ選手
モデル
スタントマン
イ 就くことが難しい職業
アナウンサー
客室乗務員
救急救命士
とび職
俳優
女優・AV女優
インストラクター(スポーツ,フィットネス)
(6)病気になる
何と言っても、病気が一番困ります。
差別言葉、容姿、仕事、お金などは、死や障害に直結してませんが、病気は違います。最悪の場合死んでしまうので、必死になるざるをえません。
ア 肥満が原因、または関係し、減量を要する健康障害
| 病名 |
概要 |
2型糖尿病
耐糖能障害
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2型糖尿病とは、遺伝的因子と生活習慣がからみあって発症する生活習慣病です。
耐糖能障害とは、糖を分解・吸収することができないことです。 |
| 脂質代謝異常 |
高脂血症のことで、各種コレステロールと中性脂肪が基準値以上のことです。動脈硬化、糖尿病、急性膵炎(すいえん)が起こりやすいようです。
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| 高血圧 |
最高血圧(収縮期血圧)が140以上、最低血圧(拡張期血圧)が90以上の状態で、虚血性心疾患、脳卒中、腎不全などを引き起こしやすいそうです。
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| 高尿酸血症・痛風 |
高尿酸血症とは、血清尿酸値7.0mg/dLを超えるとそういい、痛風(痛風発作)とは、その状態が長く続き尿酸塩結晶が関節について起こる炎症のようです。尿路結石や腎障害など起こすようです。
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| 冠動脈疾患:心筋梗塞・狭心症 |
心筋梗塞とは、心臓の筋肉への血液の供給が減ったり、途絶えたりして(虚血)、心筋が死んでしまう病気です。狭心症は死ぬまでいかず、何とか心筋が回復します。
重症になると、心不全(血をうまく送れない)、不整脈を引き起こすそうです。
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| 脳梗塞:脳血栓・一過性脳虚血発作 |
脳血栓とは、高血圧、高脂血症、糖尿病などにより、血液の循環が悪くなり、血管がつまってしまう病気です。
一過性脳虚血発作とは、脳の血液の循環が悪くなり起こる脳神経障害です。突然、手、足、半身が動かなくなります。でも、数時間〜数日で症状が改善します。
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| 睡眠時無呼吸症候群・Pickwick症候群 |
7時間の睡眠中に10秒以上続く無呼吸が30回以上出現する場合か、1時間当りの無呼吸の回数が5以上の場合をいうそうです。いびき、Cheyne-Strokes呼吸、昼間の傾眠傾向、睡眠不足、炭酸ガスの蓄積などが起こるようです。
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| 脂肪肝 |
肝臓に脂肪がたまって起こる病気です。倦怠感、疲労感をともなうそうです。 |
| 整形外科的疾患:変形性関節症・腰椎症 |
変形性脊椎症とは、脊椎や椎間板が老化によって変形し、痛みや運動障害を招く病気です。とくに体重のかかる腰椎、頚椎(頭部を支えている)でよく起こります。背中や腰に、だるさ、鈍痛を感じるそうです。
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| 月経異常 |
通常25〜38日の月経ですが、月経周期が24日以内(頻発月経)、39日以上(稀発月経)を、肥満により起こす場合があるそうです。
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イ 肥満と関係すると考えられるけど、肥満症の診断基準に含めない項目
| 病名 |
概要 |
| 扁桃肥大 |
肥満で脂肪がつき、扁桃が肥大するようです。 |
| 気管支喘息 |
肥満で脂肪がつき、気道が狭くなるようです。 |
| 胆石 |
胆道(胆のうと胆管を合わせていう)に胆汁中の成分が結晶となり、固体化し、石になる病気、食事の欧米化(脂肪量が増える)につれ、コレステロール系の結石が増えているようです。 |
| 膵炎 |
アルコールの過剰摂取や胆石などの原因で起こるようです。
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| 蛋白尿、腎機能障害 |
肥満(糖尿病をともなう)による腎臓の機能障害で、本来尿にはたんぱく質が含まれないが、含まれるようになるそうです。 |
| 子宮筋腫 |
肥満、高コレステロールによりホルモン過剰状態となり、子宮筋腫が大きくなることもあるようです。 |
| 悪性腫瘍 |
乳癌、胆嚢癌、大腸癌、子宮内膜癌(子宮体癌)、前立腺癌
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| 偽性(仮性)黒色表皮腫 |
皮膚の最表層の部分が厚くなる病気です。 |
| 摩擦疹、汗疹などの皮膚炎 |
股ずれ、皮膚の重なった部分の汗疹など |
2 勉強になる動画、資料
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